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東海愛知新聞

早まる日没 気をつけて

きょうから 年末の交通安全運動

「年末の交通安全県民運動」がきょう1日から10日までの10日間、県内一斉に展開される。岡崎警察署などは①歩行者の交通事故防止と交通ルール順守の徹底②運転者の安全運転意識の向上および飲酒運転などの根絶③自転車・特定小型原動機付自転車利用時の交通ルール順守とヘルメット着用の徹底―の3項目を重点目標とし、住民らの交通安全意識向上を図る。 (酒井希実)

同署管内(岡崎市、幸田町)では1〜10月に交通人身事故が795件(前年同月比25件増)発生し、死者は7人、負傷者は910人でいずれも増加。市内では10月に、信号や横断歩道のない交差点を渡ろうとした高齢者が車にはねられて死亡する事故が起きている。警察は歩行者に、必ず横断歩道を渡るよう呼び掛ける。

昨年までの5年間に県内で起きた事故の統計によると、日没後は高齢の歩行者が車にはねられて死亡する事故が多発する傾向がある。年齢を重ねると気付かないうちに視力低下が進行し、視野が狭くなるという。

同署員は「注意しているつもりでも見えていないことがある。道路を横断する際は首を動かして左右を確認して」と注意を促している。

昨年の月別交通人身事故発生件数では12月が最多の103件。年末にかけて物流やイベント、連休などで交通量が増える上、12月の日没時刻は午後4時40〜50分ごろで早くなる。午後5〜7時ごろは買い物や帰宅時間帯と日没が重なり、事故が起きやすい「魔の時間」とされる。自動車は早めにライトを点灯することで、歩行者や自転車の存在を見落としたり追突されたりする危険の防止につながるという。

期間中に同署が行う主な行事は次の通り。

  • 3日=交通安全しめ縄キャンペーン(県道岡崎環状線)
  • 10日=交通安全キャンペーン(アピタ岡崎北店)、交通安全出発式(イオンモール岡崎)
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