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東海愛知新聞

夜と早朝に駆ける

岡崎 ラリージャパン2024

WRC(世界ラリー選手権)日本ラウンド「フォーラムエイト・ラリージャパン2024」が21〜24の4日間、愛知、岐阜両県で行われた。国内外のラリーカー44台が出走し、21のスペシャルステージ(競技区間、SS)を走り抜け、各ステージの通過時間の短さを競った。

岡崎市内では22日夜に岡崎中央総合公園で岡崎スーパーSS、24日午前に額田地区で額田SSを行い、共に2回ずつタイムを計測。岡崎スーパーSSでは全長2.54キロの特設コースで夜間走行を披露。全車両が沿道からの声援を浴びながら体育館前駐車場に設置された八丁味噌の醸造おけ2つの周りをターンしてゴールした。味噌桶のターンに失敗してスピンする車もある中、長久手市出身の勝田貴元選手が2回ともトップタイムを記録した。

全長20.23キロの山道が舞台になった額田SSでは、観戦エリアがあった岡崎市千万町ぜまんぢょう楽校付近をラリーカーが時速100キロを超える速度で駆け抜け、観客を熱狂させた。

コースアウトや車両の大破も見られた。勝田選手は4日間で総合4位となった。

額田SSを観戦していた市内の小学5年の男児は「車が速すぎて一瞬しか見えなかったけれど、かっこよかった」と興奮した様子で答えた。(横田沙貴)

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