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東海愛知新聞

無人、手離し運転も

岡崎24〜29日 自動バス実証運行

岡崎市内で24日、自動運転バスの実証運行が始まる。閉鎖空間での無人運転や公道での手離し運転を実施する。29日まで。(犬塚誠)

車両は日野自動車株式会社製で、東京大学発のベンチャー企業が改造した。決まった経路を自動で運行したり、経路上に障害物があれば自動で停止したりする機能を備えている。運行時の定員は椅子席8人。

名鉄東岡崎駅〜岡崎中央総合公園間を1日4往復する。乗降場所は①同駅②市役所③岡崎げんき館前―の3カ所で、乗った場所で降りる。公道では手離し運転などで運行し、中総では閉鎖空間で運転席を無人にして走行する。

時速は公道走行時が30〜40キロで、無人運転時が約5キロ。運行時には名鉄バス株式会社の運転士が乗務し、無人運転時には緊急停止ボタンを持った状態で運転席近くに待機する。

主催の市によると、運転士不足の解消による現行路線の維持・継続や、イベント時の臨時便への活用を目指した取り組み。昨年度に続き2回目で、公道での走行距離を約9キロ延ばしたり、無人運転を取り入れたりした。

実証運行では、距離が延びても昨年度と同じ9割以上の自動運転率を実現できるかなどを検証する。参加者からは自動運転の安全性や適正な運賃価格に関する声を集める。事業費は3500万円で全額国の補助金で賄う。

乗車無料。申し込みは、予約ページで。問い合わせは、NTTコミュニケーションズ東海支社(090―5756―6642)へ。

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