スマホで安否確認訓練
岡崎市 町内会活動支援アプリ実証実験
岡崎市細川学区で17日、市が導入に向けて検討している町内会活動支援アプリを使った住民の安否確認訓練を兼ねた実証実験が行われた。
同アプリは、各世帯の住民がスマートフォンやタブレット端末で情報の回覧や出欠確認、アンケートなどを行うことができる。発災時には安否確認にも利用できる。
市ではアプリの利用方法や活用体制などの検討材料とするため、昨年度からモデル町内会(本年度は35町内会)で試験導入。モデル町内会の同学区さくら台、緑陽台の両町内会の総代は午前8時に自宅で訓練用の安否確認を依頼する通知を一斉送信。緑陽台町内会(276世帯)には、発信から1時間30分ほどで134世帯から無事を知らせる返信が届いた。23日に学区内で、同アプリを使って町内の被災状況を市に報告する訓練も行う予定。