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東海愛知新聞

よりよいまちへ

子育てイベントと子どもの発表会

岡崎市図書館交流プラザ(りぶら)で16日、子育てイベント「みんなの声でつくる! おかざきこそだて会議2024」と、市の施策について子どもの意見を聞く会議「おかざきこども会議」の発表会が開かれた。子育てしやすいまち、子どもたちが描く東岡崎駅という、よりよいまちに向けた意見が多く出された。 (竹内雅紀)

こそだて会議は2022年度に始まり、3回目。子育て世代が悩みや困り事を声に出し、思いを形にする目的で開かれている。

会場では、アンケートで聞いた子育ての悩みや困り事をパネルに掲示。共感できる内容にはシールを貼ってもらったり、意見を募集したりする参加型のワークショップが実施された。市は今後、意見に対する解決策や代替案を提示し、進ちょく状況をホームページで公表するとしている。

また、親子で楽しめるコンサートや「おかざきパパマイスター養成講座」を受講中の父親らによるブース出展もあった。コンサートでは手遊びや読み聞かせなどが行われ、笑顔で参加する親子の姿が多数見られた。父親らのブースでは、紙コップを使った身近な遊びを提供。紙コップを積んで作ったピラミッドや塔を最後に崩すことなどを楽しんだ。

こども会議は「こどもまんなか社会」の実現のため、8月に始動。市内在住・在学の小学5年〜高校3年の38人が7グループに分かれ、10月末までの4回、議題の「新しくなるひがおか(東岡崎駅)について」を話し合い、それぞれが考える東岡崎駅についてこの日発表した。

老若男女が集える場所や壁面緑化、ドッグランスペース設置のほか、ボルダリングや滑り台といった提案もあり、内田康宏市長らが講評した。来年1月には、今回の意見がどう取り扱われるかを市の担当者に聞くという。

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