衆院選愛知12区 立候補者に聞く ㊦
本紙独自アンケート
27日投開票の衆議院議員総選挙も後半戦に入り、各陣営の演説にも熱が入っている。本紙は、愛知12区(岡崎・西尾市)に立候補した共産党新人の関久一氏(73)、立憲民主党前職の重徳和彦氏(53)、日本維新の会新人の中川博登氏(46)、自民党前職の青山周平氏(47)の4人に独自のアンケートを4問実施した。
後半2問は、西三河地域で頻繁に発生し、地域住民らの悩みの種でもある③交通渋滞の解消策と、暮らしの中で重要な地域経済の鍵(④西三河地域の景気浮揚策)―について。
③は4氏とも道路改修・整備を挙げた。
関氏は公共交通の充実も合わせて主張し、健康・環境面も考慮した自転車の利用促進と自転車専用道の整備を訴える。重徳氏は道路拡幅以外に右折レーンの整備を具体的に挙げ、配送用ドローンなどの活用で渋滞解消と運送業界の人手不足解消を進めるとした。中川氏は未整備地域での道路直線化を例示し、幹線道路以外での移動にも目を向ける。青山氏は車線数を増やすことによる交通分散に向けた国の予算獲得への尽力を誓うほか、自動運転バスについても触れている。
④は四者四様。関氏は労働者支援、重徳氏は地場産業や歴史・文化、技術革新、企業支援、中川氏は第1次産業の6次産業化やベンチャーなどの起業支援、青山氏は自動車関連産業を中心とした産業構造の多角化を挙げた。 (衆院選取材班)
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