節目を盛大に祝う
幸田町村合併70周年記念式典
旧幸田町と豊坂村の町村合併70周年記念式典が19日、幸田町民会館で開かれた。
1954(昭和29)年8月1日に額田郡幸田町と幡豆郡豊坂村が、県内で初めての郡をまたいだ合併を果たして現在の幸田町ができた。成瀬敦町長は式辞で、合併以後の発展を紹介し「70年という尊い歴史に思いをはせながらも、私たちの目はいつも輝く未来に向いている。歴史と伝統を胸に、次世代に誇れる町をつくり上げていくことが今ある私たちの使命。『もっと輝く幸田を、みんなで』。これからも町民の皆さまとともに幸田町の輝く未来を創造していく」と述べた。
式典は同町出身の歌手・伊藤貴之さんの国歌独唱で始まり、町民吹奏楽団「幸田シンフォニックバンド」の演奏とともに進行。学術や福祉など各分野で活躍した町民に表彰状や特別感謝状が贈られた。また、同町にゆかりがあり、社会的に活躍し、郷土の誇りとする「ふるさと町民」に元官僚や企業元役員など4人を追加した。
和太鼓の演奏や子どもたちのダンスが披露された後、合併70周年記念歌「こうたの空へ」を作詞・作曲したシンガーソングライターの半﨑美子さんが登場。町内の小中学生とともに美声を響かせた。