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東海愛知新聞

敬信寮と動物園

岡崎市が17、22日 見学会と意見交換会

岡崎市は、保有する公共施設の利活用や外部とのコラボレーションといった企画の実現性を探るため、民間事業者を対象にした現地見学会と意見交換会を17日と22日に開く。ともに現地見学は午後1時から30分程度、意見交換会は同2時から。

17日は「敬信寮の利活用」をテーマに実施。樫山町の寮を見学後、額田センター(こもれびかん)集会室で意見を交わす。

敬信寮は市立額田中学校の寄宿舎として1973(昭和48)年に設置。寮生の減少などから今年3月末に廃寮となったが地元でもなじみ深い施設だ。現在の市の財政状況から、すぐに取り壊すことはないというが、今回を機に建造物の賃貸借や売買なども含め、民間のニーズを探る。

22日は「東公園動物園とコラボで応援!」がテーマ。同園を見学後、市役所東庁舎501会議室に移動する。

83年にオープンした同園は、国内では唯一、無料でゾウを見られる動物園として知られる。しかし、施設の老朽化や物価高騰などで経費が増大。5〜7月にはクラウドファンディング(インターネットを利用した資金調達)も行ったが、無料の動物園であるため収入源が限られている。そこで民間事業者と連携して新たな収入源確保につなげたい考えだ。

現状では、同園が所有するイラストや写真を使ったグッズの製造・販売や飲食店と連携した限定料理などを想定しているという。

ともに、意見交換会のみの参加も可能。参加申請は、9日午後5時までに同市電子申請・届出システムで。

問い合わせは、市企画課(23―6030)へ。

今回の説明会などは市の各部署から寄せられた行政課題の解決に向けた取り組み。市と市内金融機関を中核メンバーにしてつくった組織「岡崎市SDGs公民連携プラットフォーム」を活用して企画した。

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