初代王者に向けて
バレーボール ジェイテクトSTINGS愛知
10月11日に開幕する国内最高峰のバレーボール新リーグ「SVリーグ」に参加する男子チーム「ジェイテクトSTINGS愛知」が26日、岡崎市内で新体制発表と必勝祈願を行った。同市をホームタウンにするチームは、パリ五輪に出場した国内外の代表選手がそろう強豪チームの一角。初代王者に向けて約半年間の長いシーズンを戦い抜く。 (竹内雅紀)
ホームタウンの岡崎で意気込み
岡崎公園内の龍城神社で2024―25シーズンの新体制発表が行われ、新ユニホームやチームスローガンの後、ミハウ・ゴゴールヘッドコーチ(HC)と海外選手3人を含む16人が紹介された。
ゴゴールHCは「けがなく勇気を持って成長しながら新リーグに臨みたい」、高橋和幸主将は「岡崎の皆さんにバレーボールの面白さを見せたい」とそれぞれ抱負を述べた。海外挑戦から3季ぶりにチームに復帰したパリ五輪日本代表の宮浦健人選手は「ベストを尽くして優勝を目指したい」、パリ五輪代表組で今季新加入の髙橋健太郎選手は「関田誠大選手と一緒にプレーがしたかった」と、同じく日本代表でこの日は欠席した副主将を引き合いに出した。米国代表のトリー・デファルコ、ブラジル代表のリカルド・ルカレッリの両攻撃陣(新加入)も意気込みを語った。
選手やチームスタッフは龍城神社本殿で必勝祈願も行った。
SVリーグ(男子)は10チームが参加し、5セットマッチを44試合(ホーム22試合、アウェー22試合)実施。上位6チームがトーナメント戦のチャンピオンシップに進む。ジェイテクトSTINGS愛知の開幕戦は、10月12、13の両日にホームアリーナの岡崎中央総合公園総合体育館でVC長野トライデンツと対戦する。