岡崎市は21日、ジャズを通してまちの魅力を発信する「Jazzの街岡崎アンバサダー」に、同市出身のジャズベーシスト・小川晋平さん(30)を任命した。

小川さんは2009(平成21)年11月に結成された「りぶらジャズオーケストラJr.岡崎Beanzz」の1期生。大学卒業後に渡米してジャズの腕を磨き、帰国後は東京を拠点に活動している。ジャズトランペッター・日野皓正さんをはじめとする多くのアーティストとの共演経験もある。

市図書館交流プラザ(りぶら)の内田修ジャズコレクション展示室前で行われた任命式では、小川さんが任命状を受け取った。22年からアンバサダーを務める同市出身のジャズボーカリスト・今岡友美さんとのセッションも披露した。

小川さんは「すごく光栄。若い世代として、岡崎のジャズ文化を次の世代につないでいけたら」と抱負を述べた。 (犬塚誠)