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東海愛知新聞

家康生誕地でお練り

岡崎歌舞伎公演前に市川中車さんら

岡崎市など主催の「岡崎歌舞伎公演」(14、15日・市民会館)に先立って14日午前、出演する歌舞伎俳優の市川中車=香川照之=さん(58)と市川青虎さん(41)らによる岡崎公園でのお練りと舞台あいさつが行われた。

中車さんらは園内の龍城神社で神事に参列し、玉串を捧げて舞台の成功を祈った。その後、集まった人々の前に姿を現し、味噌六太鼓が鳴り響く中で人力車に乗車。沿道の人々に笑顔で手を振りながら、グレート家康公「葵」武将隊やオカザえもんらと共に、三河武士のやかた家康館前に向かった。

同館前でのセレモニーで、中車さんは「岡崎が生誕の地である家康公役に身が引き締まる思い。家康公の名に恥じぬよう務めたい。“東京よりもはるかに熱い”岡崎の地でお練りができたことを心からうれしく思う。2日間、恩返しをさせていただきたい」とあいさつ。6月に演目の一つ「旅噂岡崎猫」の舞台となっている同市羽栗町の無量寺を訪れた青虎さんは「岡崎猫は無量寺の場面が芝居として見せどころ。地元の皆さんに盛り上げていただき、無事に公演を完走できるよう応援よろしくお願いします」とPRした。(酒井希実)

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