エフエムEGAO

番組へのおたより・リクエストはこちら 763@fm-egao.jp その他 局へのお問い合わせはこちら info@fm-egao.jp

東海愛知新聞

50年の感謝を込めて

来月19日 岡崎の分子研6年ぶりの一般公開

岡崎市明大寺町の自然科学研究機構分子科学研究所は10月19日、研究施設や実験室を一般公開する。午前10時~午後5時(入場は4時まで)。参加無料。(犬塚誠)

分子の性質を調べるために使われる、テニスコート2面分の広さの巨大地下実験室や、分子科学に特化したスーパーコンピューターを大公開。体験企画では研究者を講師に10程度の実験を楽しむことができる。

会場内をICカードでタッチして回る「タッチラリー」は、全ポイントを回ると抽選会に参加できる。景品はご当地キャラクター「オカザえもん」のアクリルスタンドなど。○×クイズ(小学4年以上対象)などもある。

午後1時30分からの講演会では、触媒の開発に取り組む魚住泰広教授が「持続可能な循環型分子合成への挑戦」と題して講演するほか、渡辺芳人所長が来年設立50年を迎える分子研の歩みを語る。

先着約2000人。申し込みは、9月17日正午~10月15日正午に専用フォームで。

分子研によると、一般公開は、市内にある自然科学研究機構の3研究所(基礎生物学生理学・分子科学)が輪番制で開く恒例イベント。新型コロナウイルス禍もあり、分子研での開催は2018(平成30)年以来6年ぶりという。

担当者は「岡崎市で50年間、最先端の研究をさせてもらえていることへの感謝の気持ちを込めたので、ぜひ来てほしい」としている。

問い合わせは、実行委員会(55―7262)へ。

ページ最初へ