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東海愛知新聞

岡崎市美博 2026年6月まで休館

今月24日から改修工事

岡崎市美術博物館が改修工事のため、24日〜2026年6月末の約1年9カ月間、休館する。26年7月以降の再開館を目指す。 (犬塚誠)

同館によると、工事内容は展示室の壁・床面改修やガラス張りになった外壁部分の目地の打ち替え、授乳室の新設など。建物北側にある広場では防水工事を行うほか、隣接するレストラン棟でも張り出した大屋根を直す。

工事は、老朽化した部分の不具合を解消することを目的としている。同館は1995(平成7)年に建築され、翌96年に開館。所々で経年劣化が進んでいた。今回は施工箇所が広範囲にわたるため、全面休館とした。

なお、同館は2022年8月29日〜昨年6月末にも約10カ月間、空調機の改修や展示室の照明替えのために休館しており、約1年3カ月を経ての“再休館”となる。

元々、昨年までの工事と今回の工事は一括で実施される予定だった。しかし、21年に23年のNHK大河ドラマで徳川家康が主人公となることが決定。同館でも急きょ、関連する特別展「どうする家康」を開催する運びとなった。

「どうする家康」展は、国宝や重要文化財などを目玉にした展覧会。不調の空調設備がそのままでは、貴重な文化財の借用が不可能だった。そこで、ひとまず空調設備などの改修を優先することになった。

大澤一実副館長は「しばらくの間はこちらで企画展ができないが、リニューアルオープン後には満足してもらえるような展覧会を企画・開催したいと思う。そのときにはぜひ来てほしい」と述べている。

問い合わせは、同館(28―5000)へ。

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