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東海愛知新聞

次の候補は小呂湿地

鳥川ホタルの里に続く自然共生サイト認定
岡崎市議会一般質問

岡崎市議会9月定例会は26日、本会議を再開。4日目最終の一般質問が行われ、廣重敦(自民清風会)・野島さつき(公明)・小田高之(チャレンジ岡崎)・野本篤(自民清風会)・鈴木雅子(無所属・共産)・青山晃子(チャレンジ岡崎)・柳賢一(無所属)の7議員が登壇した。(山本浩禎)

廣重議員が、鳥川ホタルの里に続く自然共生サイトの認定候補地とその理由について尋ねた。

加藤元環境部長は「今後、認定を受けようとしている候補地は、小呂町にある小呂湿地を考えている。理由としては、小呂湿地にはサギソウやハッチョウトンボ、ヒメタイコウチなど希少な動植物が生息していること。また市民活動団体『おかざき湿地保護の会』の精力的な草刈りや遊歩道の補修、環境保全活動によって自然環境が継続的に維持される体制が整備されていることから、本年度後期の自然共生サイトへの認定申請準備を進めている」と答えた。

今後の目標管理型災害対策本部体制

野島議員が、目標管理型災害対策本部体制の今後の取り組みについて質問した。

中根康浩市長は「今回の対応は目標管理型災害対応導入後初の災害対応(南海トラフ地震臨時情報=巨大地震注意)であり、本市にとっては新しいアプローチで対応したが、従来の災害対応方法と比較して、災害対応の効率性と戦略性が向上したと感じている。初めての運用では、異なる部門や組織間での調整に戸惑う場面も見受けられたが、経験を重ねることで徐々に解消され、組織全体がより効率的に行動できるようになると考えている。目標管理型では各チームが自律的に対応方針を策定するため、柔軟かつ効果的な対応が可能であり、部門を超えた連携が進むことで、チーム全体のモチベーションも向上し、災害対応の効率が飛躍的に高まるものと考えている」と述べた。

コンベンション施設整備事業の今後

小田議員が、今後、コンベンション施設整備事業をどのようにしていくのか聞いた。

岡田晃典総合政策部長は「令和3(2021)年11月に公表した太陽の城跡地の活用について(最終案)、いわゆる市民の意見を再確認しアップグレードされた案に基づいて、これまでに市内で実現された内容もあるため今一度整理しつつ、本市における宿泊需要や市内企業などのコンベンション需要も踏まえながら再公募の時期を見極めたい」と答えた。

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