岡崎市長選 再選出馬を表明
現職中根氏が支援者の前で
岡崎市の中根康浩市長(62)は22日、任期満了に伴う市長選挙(9月29日告示、10月6日投開票)への再選出馬を表明した。無所属で出馬する。この日、市内で開いた市政報告会で支援者らに説明した。
1期4年の実績に触れた上で、「まだまだ道半ば」と総括し、「市民参加型市政を力強く推進し、皆さんとともに新しい時代の岡崎をつくっていく覚悟。やり遂げるのが私自身の責任だ」と語った。
市政報告会の終了後に報道陣の取材に応じた中根氏は、告示約1カ月前の表明となったことについては「自分の選挙について言うのに適切な時を見つけられなかった。ただ、近づいてきて準備もあったので、この辺りかなと(思った)」と述べた。
中根氏は現在1期目。市議会議員や衆議院議員を経て、2020年10月の市長選で初当選した。
今回の市長選を巡っては、前市長の内田康宏氏(71)と元市職員の晝田浩一郎氏(36)が既に出馬を表明している。なお、昨年9月に出馬表明をした会社員の岩瀬博昭氏(54)は体調不良などを理由に出馬を取りやめた。