歌って踊って担いで
27日から 岡崎城下家康公夏まつり
岡崎の夏の一大イベント「岡崎城下家康公夏まつり」が7月27日から9月1日までの計4日間、岡崎市内で開かれる。目玉は「踊りとみこし」。見ても参加しても楽しい構成で、真夏の城下を盛り上げる。(犬塚誠)
今年もえびすくい
幕開けは、7月27日に戸崎町のイオンモール岡崎で開かれる「夏まつりはじまるよ!」(午前10時45分~午後7時30分)。踊りや歴史トークなどのほか、子どもが乗れるみこしの巡行やえびすくい音頭のカラオケもある。
8月12日午後5時からは籠田公園前の伝馬通りで「踊ろう! えびすくい音頭」が行われる。今年は指南役が見本を示し、来場客を輪の中へ誘う。オリジナルの踊りで花を添える「賑やかし隊」もやってくる。
同31日午後3時30分からは、岡崎公園での「五万石竹千代みこしと味噌六総担ぎ」。市内5団体のみこしが園内を巡る。味噌おけで作った「味噌六太鼓」の総担ぎでは、各団体の代表者が太鼓台に上がれるようになった。
まつりを締めくくる「岡崎泰平おどり」は、9月1日午後7時から市内中心部を流れる乙川に架かる桜城橋で。踊り中心のプログラムで伝統的な郷土の民謡などに合わせて踊る。えびすくい音頭のカラオケ大会もある。
主催する実行委員会によると、新企画はいずれも参加者主体。全員で歌ったり、みこしを担いだりしてもらうことで“自分たちのまつり”をつくってもらおうと考えた。「大人も子どもも楽しめるまつりにしたい」としている。