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東海愛知新聞

コロナ後遺症実態把握へ

26日まで 愛知県がアンケート調査

愛知県は、新型コロナウイルス感染による後遺症についてのアンケートを実施している。県民などが対象で、あいち電子申請・届出システムで回答する。26日まで。

WHO(世界保健機関)は後遺症について「症状が少なくとも2カ月以上持続し、他の疾患としては説明がつかないもので、通常は新型コロナの発症から3カ月たった時点にも見られる症状」と定義している。

代表的な症状としては疲労感や倦怠けんたい感などが挙げられる。これまでの研究では、感染者の約10〜20%に後遺症が発生するとされている。

設問は21問程度。後遺症の発症時期や症状、時間、社会生活への影響、治療の状況などを答える。感染の回数や時期といった感染状況、性別・年代などの基本情報も回答する。設問数は回答の内容に応じて変動する。

県保健医療局感染症対策課感染症・体制整備グループによると、県の後遺症専門ダイヤル(052―954―6618)には現在も1日5〜6件の相談が寄せられている。内容は症状や受診すべき医療機関などについてで、詳細な実態を把握する必要があると考えた。

医療機関向けのアンケートも併せて実施中。今後は8月に結果を集計し、9月以降に県ホームページなどで公表する。なお、結果の活用方法は回答内容に応じて考えるという。

問い合わせは、同グループ(052―954―7490)へ。 (犬塚誠)

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