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東海愛知新聞

目指すは日本一

三菱自動車岡崎 都市対抗野球出場

岡崎市橋目町を本拠地とする三菱自動車岡崎硬式野球部が、7月19日から東京ドーム(東京都文京区)で開かれる「第95回都市対抗野球大会」に、岡崎市代表として出場する。2年連続14回目。7月22日の初戦では、名門として知られるNTT西日本(大阪市)と対戦する。 (犬塚誠)

岡崎レッドダイヤモンドスタジアムでの東海地区2次予選では5試合を戦い、首位チーム(ヤマハ)に次ぐ「第2代表」として本選行きを決めた。昨年の予選は黒星発進だったが、今年は初戦から4連勝。荒井海斗主将(28)は「東海地区予選を2年連続で突破できたのは、自信につながった」と振り返る。

強みとするのは守備力。ファインプレーでピンチを切り抜けつつ、リズムをつくる試合展開を得意とする。本選に向けては、他チームから3人を補強。フルスイングが持ち味の内野手らをそろえ、打撃中心でありながらも守りを固める布陣とした。梶山義彦監督(54)は「長打力のある選手を補強した。攻撃でも強力打線を見せたい」と意気込む。

今年はけが人が出ておらず、コンディションは良好という。来週には補強選手も合流する。初戦まではあと約1カ月。「どんな相手でも戦える」というチーム力に磨きをかけて、悲願の日本一を目指す。

荒井主将は「昨年はベスト8で、勝つ喜びと負ける悔しさを味わった。東京ドームでは“暴れて”勝ちを5つ重ね、黒獅子旗を持って帰りたい」と語る。

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