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東海愛知新聞

教員らがプレゼン

来月27日岡崎
三河初のオモロー授業発表会

現役の教員や教育関係者らによる、公立の学校での取り組みなどを紹介する行事「オモロー授業発表会」が7月27日午後1時30分から、岡崎市総合学習センター多目的ホールで開かれる。オモロー授業発表会は、公立の学校でも子どもたちが主体的に対話しながら深く学ぶ「アクティブ・ラーニング」に取り組む事例を紹介しようと昨年に関西で始まった民間の活動で、三河地域では初開催となる。 (横田沙貴)

現役の公立小中学校、高校などの教員や教育に関わる活動者らが登壇し、子どもにアクティブ・ラーニングの機会をつくろうと教員らが取り組む独自の指導手法や国内外の事例などについて、1人10分間でプレゼンする。現役の教職員や保護者、教育関係者らの聴講を主な対象にした内容で、プレゼンを通じて現役教員らは新たな教育・指導手法を学ぶ機会に、保護者にとっては学校教育へ理解を深めるきっかけになるとされている。今年は岡崎を含めて全国35カ所で行われるという。

岡崎会場では、岡崎市内を含めた近隣自治体の小中学校に勤務する教員らが登壇。子どもの自己肯定感を育むための“ポジティブ生徒指導”や、教育や子育てでのAI(人工知能)活用、「自分がやりたいことをやり続ける姿を子どもに見せたい」としてプロレスラーとしても活動する教員の体験談などが披露される予定だ。

発表会の運営は、岡崎周辺の有志の保護者が行う。代表の早川美樹さんは「子どもの主体性を尊重したいと考える先生方には仲間を作る良い機会になるはず。この発表会から『チャレンジしたい』という先生の動きが広がればうれしい」。また、「保護者が今の教育を知らないと、先生を応援することができない。だからこそ、保護者にも知ってもらいたい」と来場を呼び掛ける。

開場は午後1時。発表後は振り返りの時間もあり、午後4時30分終了予定。参加費は1500円。大学生以下は無料。先着200人。申し込みは、専用ウェブフォームで。

問い合わせは、早川さんへ。

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