岡崎市議会一般質問
保育園用地として検討
JAあいち三河本宿支店跡地
岡崎市議会6月定例会は6日、4日目最後の一般質問が行われ、柴田敏光(民政ク) 大原昌幸(無所属) 酒井正一(自民清風会) 青山晃子(チャレンジ岡崎) 小田高之(同) 畑尻宣長(公明) 原田範次(自民清風会) 蜂須賀喜久好(同)の8議員が登壇した。 (山本浩禎)
酒井議員が、JA本宿支店跡地を本宿保育園の建て替え用地として購入する考えについて聞いた。
中根康浩市長は「JA本宿支店跡地は、JAの本宿支店と山中支店が3月に統合され、現在はJAあいち三河・山中支店本宿店としてATM(現金自動預払機)が設置されている。この跡地は本宿保育園に隣接しているので、保育園の将来の建て替え用地として利用できる適地と考える。現在も近隣住民によりATMを含めた既存施設が利用されており、近隣住民への影響や所有者の将来計画などの諸条件の確認などを含め検討していきたい」と答えた。
県立愛知看護専門学校跡地の活用を
柴田議員が、今年3月に閉校した県立愛知看護専門学校の施設を市で活用する考えについて質問した。
伊藤雅章財務部長は「県立愛知看護専門学校は1973(昭和48)年の建築で、閉校理由が受験者数の減少や施設の老朽化によるものであることから、活用に当たっては慎重な検討が必要となる。愛知県からは、県担当部局から県立愛知病院も含めて本市での買い受けについて打診されている状況だ」と答えた。
議員の宿泊料を実費制のみに
大原議員が、議員の宿泊料の定額制を廃止し、実費制のみとする条例改正を提案した。
出徹也総務部長は「国家公務員などの旅費に関する法律(旅費法)が改正され、国においては令和7(2025)年4月1日から宿泊料の実費支給を原則とするなどの施行が予定されている。現在のところ情報収集に努めており、今後、改正旅費法の運用方法を定める政令などの改正が行われた際は、その内容を確認し、条例の改正を検討していく」と述べた。