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東海愛知新聞

有機農業を体験

岡崎市の公立学校でバケツ稲栽培

岡崎市JAあいち三河NPO法人おかざき農遊会の3者は本年度、市内の公立小学校など14校で、化学物質不使用の肥料を使ってバケツ稲を栽培してもらう取り組みを行っている。

市農務課によると、各校に栽培用のバケツ計1000個を配布。①土作り②苗の移し替え③稲刈り④脱穀・もみすり・精米―の4工程を、10月下旬までに体験してもらう。希望校の取りまとめは市、技術指導はおかざき農遊会、資材提供はJAあいち三河が担う。

化学肥料や農薬を使わない有機農業への理解を深めてもらうための取り組み。有機農業の推進を掲げた「オーガニックビレッジ宣言」の関連事業に位置づけられている。

5月13日には市立奥殿小学校で全校児童82人が土作りをした。肥料入りの土や水を計量して混ぜ合わせ、苗を植え付けるための泥を作った。

5年の城殿柚希君は「混ぜるところがぐにゃぐにゃで楽しかった」と述べた。(犬塚誠)

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