ミュージカル風に
来月19日 岡崎・能楽堂浄瑠璃姫の悲恋
岡崎公園内の岡崎城二の丸能楽堂で5月19日、「朗読と歌でつづる音楽絵巻〜浄瑠璃姫の悲恋」が開かれる。司会業やエフエムEGAOのパーソナリティーとして活躍する成瀬ゆうみさんを中心にした「浄瑠璃姫の悲恋」製作委員会が主催(株式会社東海愛知新聞社など後援)。
成瀬さんは昨年11月、がん患者を支援するチャリティーイベントを開催。その中の一部として浄瑠璃姫の悲恋を朗読などで披露したところ好評だったため、この物語を中心にした音楽劇を企画した。
ゆかりの物語
浄瑠璃姫物語は、岡崎市矢作地区に伝わる伝承をもとに書かれたとされ、兼高長者の娘・浄瑠璃姫と源義経の悲恋の物語。その後、人形浄瑠璃として発展し、現在でも「文楽」の演目の一つとして人気がある。
タレントの福満薫さん、テノールの杉浦孝治さん、ソプラノの松林宏子さんと、琴に似た楽箏の原田余里子さん、龍笛の布藤圭子さん、鳴り物・太鼓の林万起子さん、バイオリンの伊東かおりさん、作曲・ピアノの桃井聖司さんが出演。成瀬さんが朗読を担当、曲は桃井さんが手掛けた。出演者全員が岡崎市在住か出身。
2部構成で、前半の第1部では楽器の紹介や篠笛、和太鼓の和楽衆「糸音」がゲスト出演。後半の第2部で物語が披露される。
作曲した桃井さんは「浄瑠璃姫物語が、雅楽器、洋楽器、歌手によるミュージカル仕立てで演じられる。岡崎にゆかりの物語をもっと知ってほしい」とPRしている。
午後2時開演。入場料は一般2500円、高校生以下1000円。親子券(大人1人と高校生以下1人ペア)3000円(追加は高校生以下1人につき500円)。チケットの申し込みは「浄瑠璃姫の悲恋」公式サイトから。
問い合わせは、公式サイトフォームへ