名古屋鉄道株式会社(名古屋市中村区)は18日、名鉄東岡崎駅南口の商業施設を4月25日に開業すると発表した。名称は「スイングモール」。物販や飲食、サービス業など計17店舗が入居する。(犬塚誠)

地上3階建ての建物のうち、1階は飲食物販、2階は日用品や雑貨、3階は飲食店をそれぞれ中心としている。1階には地元事業者が岡崎の味を提供する常設のマルシェもある。一部店舗は夏に開業する。

3階には名鉄駅の商業施設では初めてとなる、地域での出店を目指す人がお試しで出店できるコミュニティーキッチンを開設する。飲食店営業許可を取ったキッチンで、客席も26席備える。月1回から利用でき、出店料は1回1万円台から。

岡崎らしさも随所に盛り込んだ。外構部分には岡崎産の片麻岩へんまがんを使用。しま状の模様が特徴で、外壁の色と統一感を持たせた。館内放送に合わせて流すサウンドロゴは、地域を象徴する7種類を作成。電車や花火、水の音などを取り入れた。

開業日には記念イベントがあり、来館した先着100人に、花をプレゼントする。4月25日〜5月12日には200円以上の商品購入(合算不可)で、スクラッチカードを1枚進呈。当たると、クーポン券やオリジナルグッズがもらえる。営業時間や定休日は店舗ごとに異なる。