春も火災に注意を
イオンモールでPRイベント
岡崎市消防本部は16日、愛知県と共同で「春の火災予防運動PRイベント」を同市戸崎町のイオンモール岡崎で開いた。春は冬と同様に空気が乾燥しやすく、風が強いという特徴があることから、火災への注意を呼び掛ける目的で実施。元日の能登半島地震を受け、地震火災対策の周知も積極的に行った。(竹内雅紀)
イベントは1階セントラルコートと屋外の平面駐車場の2カ所に分けて行われ、買い物客らが興味深そうに参加した。
セントラルコートでは、消防用ホースを使ったボウリングコーナーが設けられ、参加者は丸めて収納されたホースをほどいて転がし、火のイラストが貼ってあるペットボトルを倒して喜んでいた。また、震度5強相当以上の地震を感知した際に自動的に電気の供給を遮断する感震ブレーカーの展示や、住宅用火災警報器の説明ブースに関心を寄せる人もいた。
平面駐車場では消防車と救急車の展示、起震車体験があった。起震車に乗った親子は最大震度7の揺れを体験し、驚きを隠せない様子だった。あまりの強い揺れに泣き出す赤ん坊もいた。