青木源太アナがナビゲート

岡崎市内にある徳川家康ゆかりの地を案内する無料音声ガイドアプリが5日、公開された。スマートフォン1台あれば、いつでもどこでも聴くことができる。

徳川家康、徳川四天王筆頭・酒井忠次、家康の妻・瀬名姫(築山殿)のそれぞれを主人公とした3つの物語を用意。3人ゆかりの寺社や史跡などを、1スポット当たり1～2分で紹介する。

スポット数は家康編では岡崎城など18カ所、酒井忠次編では居城とした井田城址じょうし(井田町)など11カ所、瀬名姫編ではかつて住んでいたとされる築山屋敷址(現在の中央緑道辺り)など10カ所。現地でガイド代わりにしたり、岡崎観光の予習に使ったりできる。各所の案内音声のほかに、エピソードやコラムもある。ナビゲーターは同市出身のフリーアナウンサー青木源太さん(40)が務めている。

利用に際しては、スマホに音声ガイドアプリ「Pokke」をダウンロード。「都市から探す」の項目から岡崎を選択する。市内で使う場合には「現在地から近いガイド」という項目に表示される場合もある。

市観光推進課によると、家康らを多くの人に知ってもらうことが目的。同アプリは株式会社MEBUKU(東京都練馬区)が運営している。導入費は513万5328円。市費と国の交付金で折半した。