タケノコとメンマ
オクオカ竹プロジェクトの今後
岡崎市議会3月定例会は1日、本会議を再開して代表質問を続行。近藤敏浩(チャレンジ岡崎)畑尻宣長(公明)の2議員が登壇した。 (山本浩禎)
近藤議員が、オクオカ竹プロジェクトの今後の予定を質問した。
清水康則副市長は「昨年度末には、伐採した竹を竹炭パウダーにし、それを添加した飼料を豚に与えたブランド豚肉『岡崎竹千代ポーク』の販売を開始した。本年度の取り組みとしては、竹千代ポークに続く商品として『タケノコ』と『メンマ』の開発に取り組んでおり、地域住民が収穫した『タケノコ』を間もなく販売できる見込みとなっており、引き続き竹林を整備し、適正に管理することでタケノコ、メンマの生産竹林ができ、地域の所得向上につながる体制の構築を目指していきたいと考えている」と述べた。
F組の理念で長期欠席対策
また近藤議員は、長期欠席対策を聞いた。
小田英宣教育監は「長期欠席者を抑制するためには、新たな一人を生まないための取り組みが重要であり、今後も引き続き分かる授業、居場所づくり、絆づくりを長期欠席対策の柱とし、魅力ある学校づくりに努めていくことが重要と考える。そのためにも、多様性を受け入れる、いつでも温かく迎えるなどの(校内フリースクール)F組の理念を浸透させ、全ての学級において担任による温かな多様性を認める学級経営を行い、子どもたちが通いたくなる居場所となるよう努めていきたい」と答えた。
下水道管耐震化の取り組み
さらに近藤議員は、上下水道管の耐震化の進ちょく状況に対する来年度の取り組みについて聞いた。
松澤耕上下水道部長は「来年度は、国道1号など緊急輸送道路において、管路とマンホールの耐震診断約22キロ、液状化に対するマンホール浮上対策約30カ所、管敷設替え工事約1キロおよび管更生工事約11キロを進める予定だ」と述べた。