2026年度に完成予定
市民病院結核・感染症病棟の進ちょく
岡崎市議会代表質問
岡崎市議会3月定例会は29日、本会議を再開して代表質問に入り、中根武彦(自民清風会)加藤学(民政ク)の2議員が登壇した。(山本浩禎)
中根議員が、市民病院の結核・感染症病床の整備の進ちょく状況と今後の予定について質問した。
伊奈秀樹病院事務局長は「本年度内に基本設計を終える見込みだ。また並行して昨年12月に増床のための手続きとして愛知県に病床整備計画を提出し、2月1日付で認められた。来年度に実施設計を行い、計画通りに進めば再来年度から建設工事に着手し、令和8(2026)年度中には結核・感染症病棟が完成する予定だ」と述べた。
「こども会議」来年度開催へ
また中根議員は、子どもの意見を聴く機会や取り組みなどについての考えを聞いた。
清水康則副市長は「令和6(2024)年度より、子どもの意見反映方法の一つとして、『おかざきこども会議』を開催したいと考えている。小学校5年生から高校3年生世代を対象に委員を30人程度募集し、グループワークを中心とした意見交換を行う会議を全6回程度開催する予定だ」と答えた。
小中校体育館空調機設置へ基礎調査
さらに中根議員は、小中学校屋内運動場への空調機設置についての考え方を尋ねた。
中根康浩市長は「屋内運動場への空調機設置は、毎年のように繰り返す猛暑から、かけがえのない子どもたちの命を守るだけでなく、いつ起こるか分からない自然災害への備えにもつながることから、来年度は屋内運動場への空調機導入に向けた基礎調査を実施し、令和7(2025)年度中の空調機設置の着手に結び付けたいと考えている」と答えた。