四天王や姫など決まる
岡崎 家康行列の公開選考会
岡崎市内で4月7日に行われる「家康行列」(市・一般社団法人岡崎市観光協会主催)の配役が2月24日、決まった。
今年は同市出身の俳優・佐野勇斗さん(25)が徳川家康役を務めるため、家康列を除く枠を一般公募とした。徳川四天王筆頭の酒井忠次役に決まったのは「竜美丘みこし会」の長坂宏さん(70)。幼少期の家康である竹千代役には市立緑丘小学校4年の宮武歩夢君(10)が選ばれた。この日、市福祉会館ホールで開かれた公開選考会で、市や観光協会の関係者らが審査した。
長坂さんは「(忠次は)四天王のまとめ役で、ユーモアのある方。観光客や市民に向けて思い切りパフォーマンスをして、家康行列を盛り上げたい」、宮武君は「すごくうれしい。竹千代のすごさや素晴らしさをみんなに見てもらいたい」とそれぞれ述べた。
千姫に17人、於大の方に16人の応募
観光協会によると、個人45と団体4の募集枠にそれぞれ159人と6団体が応募した。人気の姫役では千姫に17人、於大の方に16人の申し込みがあった。団体枠の徳川四天王では井伊直政列に3団体が名乗りを上げたが、酒井忠次・本多忠勝・榊原康政列への応募は1団体のみだった。少年武者や少女隊も募集人数の20人を大幅に超え、共に公開抽選となった。 (犬塚誠)