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東海愛知新聞

援助隊など派遣

能登半島地震被災地へ

石川県能登地方で1日午後4時10分に発生した地震(マグニチュード7.6、最大震度7)を受け、西三河地域の本紙関係自治体は同日、支援に乗り出した。消防や給水、医療に関するチームを同県に派遣。被災者の救援活動に当たっている。 (犬塚誠)

岡崎市は発生から約4時間後の午後8時5分ごろ、総務省消防庁からの要請で、緊急消防援助隊を能登地方に派遣した。編成は5隊17人で、水陸両用の全地形対応車「レッドサラマンダー」なども市消防本部から出動。「愛知県大隊」として、石川県輪島市の門前地区で人命救助活動をしている。

2日午後0時50分ごろには、岡崎市民病院の医師と看護師計5人からなるDMAT(災害派遣医療チーム)が同県七尾市の公立能登総合病院へと出発。2時30分ごろには、岡崎市上下水道局の職員6人と給水車などが同市男川浄水場から、大規模な断水が続く同県津幡町に向かった。同局水道工事課の前森瞬主査(37)は「大変なとき。力になれるように頑張りたい」と語った。豊田市も2日に給水車などを派遣した。

豊田・西尾市幸田町も1日夜、愛知県大隊として活動する緊急消防援助隊や後方支援小隊を派遣した。活動場所は輪島市門前地区。倒壊家屋の捜索や救助活動のほか、宿営場所の設置、給食活動などを行っている。西尾市消防本部によると、4日午後1時ごろまでに2件の救急搬送を行ったという。なお、4日早朝には4市町から交代要員となる2次隊も出発した。

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