いい年を迎えて
岡崎市役所に大門のしめ縄設置
岡崎市大門地区とその周辺で作られる正月飾り「大門のしめ縄」が28日、市役所玄関に設置された。来年1月11日まで本庁舎や市福祉会館で来庁者を出迎える。
しめ縄は、市内の生産者5戸で組織される「大門〆縄協同組合」(大門1)が寄贈した。毎年恒例で、今年は縦型の「特々大玉しめ縄」1本と横型の「特々大根しめ縄」2本(合計時価5万1000円相当)を贈った。
大門のしめ縄は青々とした色みと、わらの香りが特徴。約130年の伝統があり、年間約30万本を生産している。この日は市職員が東庁舎などに取り付けた。蜂須賀政幸組合長(66)は「市民にいい年を迎えてほしい」と願いを込めた。