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東海愛知新聞

ポケモンGOに登場

岡崎 中心部の歴史的建造物など

位置情報を活用しながら現実世界で遊ぶスマートフォン向けゲームアプリ「ポケモンGO」にこのほど、岡崎市内の歴史的建造物などが登場した。国土交通省とゲームアプリ運営会社の連携企画。岡崎城下の歴史を感じながら、ポケモン獲得を楽しめる。(犬塚誠)

中心市街地の41カ所が、モンスターボールの獲得などができる「ポケストップ」になる。岡崎公園内の龍城神社や歴史解説板をはじめ、株式会社まるや八丁味噌事務所棟(八丁町)、旧額田郡物産陳列所(旧郷土館)などを指定している。エリアは、市が歴史文化資産を活用したまちづくり(歴史まちづくり)を進める区域。岡崎げんき館、岡崎公園、八丁地区、御旗公園(材木町)をそれぞれ東・西・南・北端としている。なお、岡崎城などは以前からポケストップ化されている。

各ポケストップに近づくと、画面上に目印が出現。タッチすると、建物の画像や説明が見られる。印影のような「歴まちロゴマーク」も表示。マークは歴史まちづくり都市として国の認定を受けていることを示し、他の歴史まちづくり都市を紹介するサイトにもつながっている。

市まちづくり推進課によると、歴史まちづくりの普及啓発や回遊性の向上が目的。地域の隠れた魅力の発信を図り、歴史と文化に親しむ機会の提供を目指す。市は今回、国土交通省から紹介を受けて立候補した。担当者は「楽しみながら歩いて健康になれるだけでなく、歴史や文化もたくさん知ることができるため“一石三鳥”。回遊して歴史文化資産への理解を深めてほしい」とPRしている。

アプリは基本無料で遊べる。対象は9歳以上。

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