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東海愛知新聞

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岡崎で「どうする家康」最終回PV&トークショー

NHK大河ドラマ「どうする家康」の最終回に合わせたパブリックビューイング(PV)とトークショーが17日夜、岡崎中央総合公園武道館で開かれた。県内外から1620人が参加。1年間にわたる物語の終幕を見届けた。 (犬塚誠、竹内雅紀)

総勢150人ほどの「えびすくい隊」が「えびすくい音頭」を披露した後、時代考証担当の平山優さんと柴裕之さんが登壇。史料と脚本の整合性に関してこだわった点などを語った。徳川家康と石田三成の関係性の変遷や、歩き巫女は史実に基づいた描写と紹介。平山さんは「『チーム家康』の末席という思いでやってきた。準備を含めると2年ちょっと。長かった」、柴さんは「長いようで短い感じだった」とそれぞれ振り返った。

また、静岡、浜松両市の会場とも中継でつないだ。主演の松本潤さん(40)は「岡崎の皆さーん、家康ですよー」と静岡から呼び掛け。「静岡、浜松、岡崎とリレーした1月8日からあっという間の1年だった。最終回をいっぱい見届けましょう」と述べ、観覧者は午後6時からBS放送で第48回「神の君へ」を固唾をのんで見守った。

視聴後のトークショーには平岩親吉役の岡部大さん(34)、五徳役の久保史緒里さん(22)、本多正純役の井上祐貴さん(27)が登場。「とても幸せ」、「私にとって財産」、「殿(松本さん)、お疲れ様でした。ありがとう」などそれぞれの思いを口にした。

春日井市の大森奈穂子さん(50)は「こんなに(大河ドラマを)見たのは初めて。最後は全然知らない家康を見られたし、昔の人の気持ちを知ることができてよかった」と喜んだ。岡崎市羽根北町の西岡英晶さん(48)凌汰君(8)親子は「感動した。面白かった」と満面の笑顔で会場を後にした。

岡崎公園内の「どうする家康 岡崎 大河ドラマ館」では12月18日、営業期間中最後の展示替え(4回目)が行われた。最終回に登場した松平信康と五徳の婚礼衣装や、本多忠勝役の山田裕貴さん(33)が着用した甲冑などが見られる。同館は来年1月8日まで営業する。

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