来館者50万人突破
どうする家康 岡崎 大河ドラマ館
岡崎公園内の「どうする家康 岡崎 大河ドラマ館」の来館者が23日、50万人を突破した。1月21日のオープンから307日目。岡崎市は来年1月8日の最終日までに70万人の来館を目標にしている。(酒井希実)
50万人目は岐阜県多治見市から訪れた天野正志さん(57)、妻の洋子さん(54)、娘のはるかさん(14)一家。3人には中根康浩岡崎市長から、八丁味噌、備前屋(岡崎市伝馬通2)の和菓子、同市駒立町産ブドウのジュースやジャム、NHK大河ドラマ「どうする家康」で徳川家康を演じる松本潤さん監修のぽち袋などが入った「家康印」のトートバッグが贈られた。
天野さん一家は毎年大河ドラマを見てゆかりの地に足を運ぶといい、洋子さんの提案で初めて岡崎の大河ドラマ館を訪れた。はるかさんは歴史好きで、特に井伊直政がお気に入りだという。「初めて来て50万人目だったのでうれしい。関ヶ原の戦いのジオラマが楽しみ」と笑顔を見せた。洋子さんは「1回も欠かさず毎週楽しみに見ている。弱い家康をみんなで支える感じが面白い。制作秘話の紹介や、毎回すてきな衣装なので細かい所を見るのが楽しみ」、正志さんは「地元に近い場所が舞台なので楽しい。ドラマ館では等身大パネルと一緒に写真を撮りたい。帰りは八丁味噌蔵にも行こうと思う」とそれぞれほほ笑んだ。
同館は27日の「あいち県民の日」に合わせ、同日まで県民の入館料を半額にしている。また、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三英傑のデザインの来館記念証をランダムに配布している。