安全安心な暮らしへ
岡崎市下水道100周年記念式
岡崎市の「下水道事業100周年記念式」が20日、同市民会館あおいホールで開かれた。1923(大正12)年に事業が始まって100年という節目に合わせて企画され、市の関係者や来賓ら約300人が出席した。 (横田沙貴)
中根康浩市長は「市民の安全安心な暮らしを支える下水道の実現に向けて、引き続きご理解ご協力いただきたい」と式辞を述べた。
式典では、下水道100周年を記念して制作したデザインマンホール蓋とそのマンホールカードを発表。さらに、親善都市(沖縄県石垣市、広島県福山市)とゆかりのまち(神奈川県茅ヶ崎市、長野県佐久市、岐阜県関ケ原町)のデザインマンホールと交換した。記念マンホールは、岡崎市出身のマルチクリエーター内藤ルネの描いた「ルネガール」に花火、岡崎城をあしらった内容。中根市長は各市町の関係者に岡崎産材を使った「交換の証」 を手渡した。
さらに、中根市長が次世代へつなぐための「100年宣言」、子どもデザインマンホール蓋作品の受賞作発表、公募したマンホール蓋の発表と表彰式、東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻の加藤裕之特任准教授の記念講演などが行われた。