火事をストップ
東レキャンギャルが一日署長
岡崎市消防本部は7日、名古屋市出身で「2023東レキャンペーンガール」の間瀬遥花さん(26)に、一日消防署長を委嘱した。
間瀬さんは、岡崎市戸崎町のイオンモール岡崎セントラルコートで開かれた火災予防啓発イベントに、消防士の制服姿で登場。山﨑武利消防長から委嘱状を受け取り、「岡崎市が火災の少ない安全なまちになるよう、ストップをかけられるようにしたい」と意気込んだ。
“間瀬署長”はその後、店内を巡回。来店客に啓発品を配りながら、火災防止を訴えた。防火作品展や、啓発フレーズの募集企画で入賞した市民への表彰状授与も行った。イベントではほかにも、大型で水陸両用の全地形対応車「レッドサラマンダー」の展示や、起震車の試乗などがあった。
同本部などによると、秋の火災予防運動(11月9〜15日)を前に、市民に防火意識を高めてもらおうと企画した。市内では今年に入り、10月6日までに80件(前年同期比19件増)の火災が発生。たき火やたばこ、こんろが主な原因となっている。
間瀬さんはこの日、岡崎公園で「岡崎城の一日姫様」も務めた。(犬塚誠)