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東海愛知新聞

ライバルと競い合う

岡崎出身の峰澤さん ゴルフのプロテスト合格

岡崎市在住の峰澤碩志さん(23)がこのほど、PGA(公益社団法人日本プロゴルフ協会)資格認定プロテストに合格した。現在は、来季のツアー出場権を懸けた大会に参戦中。1年前にプロテストに合格した後輩と競い合うことなどを目標に、市内で日々練習に励んでいる。 (竹内雅紀)

峰澤さんがゴルフを始めたのは中学1年の時。両親や6歳上の兄が家族でゴルフをする姿を見ていたためか、身近な存在のスポーツだったという。NPO法人岡崎ジュニアゴルファー育英会に入会し、中村彰男てるおプロ(71)の指導を受け、技術面だけでなく、精神面も鍛えられた。高校はゴルフ部のある岡崎城西、大学は中央学院(千葉県)に進んだ。

8番アイアンを得意とし、ベストスコアは63。大学卒業後は岡崎に戻り、額田ゴルフ倶楽部(岡崎市南大須町)でアルバイトをしながら練習を積んでいる。

昨年もプロテストに挑戦したが、4段階ある実技テスト(プレ、1次、2次、最終)のうち2次で落選。今年は最終(北海道・登別カントリー倶楽部、パー71)まで進み、出場127人中18位タイ(通算5アンダー)で合格した。当初は4日間72ホールの予定だったが、悪天候の影響で3日間54ホールに短縮。今季は比較的好調で「初日のイーブン(パープレー)が大きかった」と振り返るが「反省点もある。これからが“本番"」と気を引き締める。

プロを目指すきっかけは大学時代に出場した国体(国民体育大会)。一緒に出場した中高の1学年後輩・服部雅也さん(22)=岡崎市出身=は昨年、一足先にプロテストに合格し、デビュー戦となった今年4月の中日クラウンズ(名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース)では6位タイの好成績を収めた。峰澤さんは応援のため現地に駆け付け、刺激をもらったという。「後輩でもあり、ライバルでもある。追い付け、追い越せで頑張りたい。愛知県内で行われる大会で2人が上位で同じ組で回れるよう努力したい」と意気込む。

今後については「周囲への感謝の気持ちを忘れず恩返しのつもりでプレーしたい。将来的にはジュニアゴルファーの育成にも力を入れたい」と語る。

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