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東海愛知新聞

自立や生活再建を

災害ケースマネジメント体制構築へ
岡崎市議会一般質問

岡崎市議会9月定例会は4日、本会議を再開して一般質問を続行。小田高之(チャレンジ岡崎)柴田敏光(民政ク)田口正夫(無所属)近藤敏浩(チャレンジ岡崎)野島さつき(公明)野本篤(自民清風会)三塩菜摘(無所属)の7議員が登壇した。(山本浩禎)

柴田議員が、被災者支援の在り方について尋ねた。

中根康浩市長は「このたびの大雨で生活再建に向けた被災者への支援についても防災対策として重要であると再認識するに至り、本市における災害ケースマネジメント体制を急ぎ構築したいという思いを新たにしている。災害ケースマネジメントとは、被災者一人一人の被災状況や生活状況の課題を個別の相談などで把握したうえで必要に応じ専門的な能力を持つ関係者と連携しながら課題解消に向け継続的に支援することで被災者の自立、生活再建を進める取り組みだ」としたうえで、「全国の自治体において災害ケースマネジメントへの取り組みが始まった段階と認識しているが、本市では防災課を中心に福祉、保健、建築、就労などの関係部署が協議を開始しており、体制整備や人材育成などの協議の場として来年度(仮称)岡崎市災害ケースマネジメント推進会議を発足できるよう準備を進めている。また今後、防災基本条例の見直しや、来年2月には災害ケースマネジメントを普及するためセミナーなども開催したいと考えている」と答弁した。

食品営業許可証のデザイン複数化へ

小田議員が、食品営業許可証を、現在のデザインだけでなく複数のデザインの中から営業者が選択できるようにしてはどうかと提案した。

片岡博喜保健所長は「デザインのバリエーションを増やすことで営業者のニーズに幅広く対応できるよう、現在のデザインを含め複数のデザインから営業者が選べる方法を検討していく」と述べた。

鹿乗川の今後の整備予定

田口議員が、鹿乗川の今後の整備予定について質問した。

中田利隆土木建設部長は「来年度から買収予定地内に建っている住宅などの物件補償を順次行うとともに、河川改修に必要な用地の買収を進めていく予定と聞いている。その後、用地の取得状況にもよるが、工事の実施については現在、下流の安城市内で行われている改修工事が東海道新幹線交差部より約1.3キロ下流の姫下橋付近まで完了したタイミングで、上下流のバランスを考慮したうえで上流の工事を進めていく予定というふうに県から聞いている」と答えた。

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