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東海愛知新聞

力強い旋回に沸く

イオンでタガフープ大会

岡崎城下家康公夏まつり

八丁味噌の桶を締める竹製の「たが」を使ったフラフープ(タガフープ)の大会が15日、岡崎市戸崎町のイオンモール岡崎セントラルコートで開かれた。台風7号が接近する中、来店した大人から子どもまでが飛び入りで参加。台風顔負けの“旋回”を見せて会場を沸かせた。 (犬塚誠)

直径1.6メートルほどの「大人用」を使う中学生以上の部と、直径1メートルほどの「子ども用」を用いる小学生以下の部が行われた。ルールは「誰よりも長く回す」の1点のみ。子どもたちは3〜4人で並びながらタガフープに挑戦した。接戦となった試合では互いの輪をぶつけ合って勝敗を決する場面もあった。

子どもたちの熱戦に続いて行われた中学生以上の部では、参加者が力強い回転を披露。安定感のあるパフォーマンスで「大人の意地」を見せつけた。成績優秀者には八丁味噌を使用した商品や金券が贈られた。

参加した同市大平町の本目加奈美さん(40)は「輪が大きい分、体を持っていかれるが、バランスが取れる所を見つければ長く回せると思った」と感想を述べた。

タガフープはしょうゆの産地として知られる小豆島(香川県)発祥の競技。今回は地元食文化への理解を深めてもらう目的で、岡崎城下家康公夏まつり(岡崎城下家康公夏まつり実行委員会主催)の一環として行われた。開催は昨年に続き2回目。まつりは9月23日まで市内各所を会場に実施される。

このうち同10日に岡崎城二の丸能楽堂で開かれる「味噌六の祭典」では、午後3時25分から「タガフープ選手権大会岡崎」を開催。4時40分からは八丁味噌のように「深みがありつつもまろやかな顔」を決める「第1回八丁味噌顔コンテスト」もある。

共に8月20日まで参加者を募集中。味噌顔選手権は高校生以上が対象で、性別は問わない。申し込みは、岡崎城下家康公夏まつり公式ホームページで。

問い合わせは、同実行委(64―5255)へ。

味噌六の祭典を除く期間中の行事は次の通り。

  • 9月3日=乙川かぜの盆(午後7時〜・桜城橋)
  • 23日=岡崎登城と味噌六担ぎ上げ(午後4時30分〜・岡崎公園)
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