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東海愛知新聞

若者目線での提案も

岡崎市議会 高校生と意見交換

岡崎市議会議員と高校生の意見交換会が28日、市役所で開かれた。生徒はまちに関するさまざまなテーマを市議と議論。若者目線の新鮮な意見を出した。 (犬塚誠)

人間環境大学附属岡崎高校(同市稲熊町)の生徒会役員ら21人と、議会広報委員会委員らが参加。議場での市議会の紹介の後、生徒5~6人と市議がグループに分かれて観光や環境、交通などをテーマに話し合った。

「観光スポット&環境」を議題としたグループでは、効果的な情報発信の方法について意見が交わされた。生徒は「SNSを使う」「まちのテーマソングを作る」「市のホームページは文字が多いので、図を使うといいのでは」などと提案。市議も「いかに情報を伝えるかだ」と納得した様子だった。無料動画投稿サイト「YouTube」に関する話では、短めの動画「ショート」を巡って世代間のギャップが露呈。市議が「おじさんたち分からないや」と苦笑する場面もあった。

2年の伊藤巧人君は「(市議は)真面目で固いイメージがあったが、話してみると意外に優しく、話しやすかった」と述べた。

杉浦久直議長は「選挙権や成人年齢が引き下げられ、(高校生は)社会や政治がより身近に感じられていると思う。若い意見を積極的に取り入れ、市政に反映させるきっかけになれば」と期待を込めた。

市議会事務局によると、意見交換会は若者への情報発信と意思の把握が目的。2018(平成30)年度から大学生を対象に開いており、高校生を対象とするのは今回が初めてという。

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