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東海愛知新聞

アスレチック施設など整備

岡崎 わんパークの未活用区域に

岡崎市は25日、淡渕町の野外活動施設「わんパーク」内の未活用区域に、アスレチック施設を整備すると発表した。既存の木々を活用してアトラクションなどを設置。10月ごろの開業を予定している。 (犬塚誠)

名称は「シンリンアドベンチャー『ボウケンノモリ オカザキ』」。施設内の南東に広がる約2.6ヘクタールの敷地に、地上2〜10メートルの樹上に設置された遊具を巡る「ツリートップアドベンチャー」などを整備する。5コースに40の遊具を計画。ワイヤロープで森の中を滑り降りるジップラインをはじめ、つり橋やボルダリングなどを楽しみながら、森林の中を冒険できる。

「モリノアソビバ」という広場には、木製遊具を設置。家族で楽しみながら遊べる憩いの場とする。料金は、ツリートップアドベンチャーが2000〜3000円ほど、モリノアソビバは無料になる見込み。

市による中山間地域の活性化に向けた取り組みの一環で、施設内の未活用区域に関する事業提案を民間から募集。株式会社野村(刈谷市)を管理運営者、株式会社冒険の森(大阪府能勢町)を設計施工・運営支援者とする事業を採択した。冒険の森は関西地方や岐阜県など全国13カ所で同様のアスレチック施設を展開しており、愛知県内では初の拠点となる。

岡崎市は借地料として年間120万円程度を事業者から受け取る見込み。遊具の設置や管理、運営に係る費用は事業者が負担する。中根康浩岡崎市長は「市内外の多くの人に利用してもらうとともに、アスレチック施設を起点として、オクオカ(岡崎の中山間地域)にも足を運んでもらうきっかけになれば」としている。

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