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東海愛知新聞

4年ぶり 彦左まつり

29日 JR幸田駅前など一帯で

幸田町商工会(神取勇会長)主催の「第32回幸田彦左まつり」が29日午後6時から、JR幸田駅前などで開かれる。「天下のご意見番」として知られる同町ゆかりの偉人・大久保彦左衛門にちなんだ同町の夏の風物詩で、リニューアルして4年ぶりの開催となる。 (酒井希実)

これまでメインイベントだった、彦左衛門にふんした町民らの仮装行列や山車の引き回しは、駅前商店街の火災からの復興を願うちょうちん行列に変更。参加者はちょうちんを持ち、そろいのTシャツと彦左衛門のトレードマークの眼鏡を着用して、町役場周辺や駅前など一帯を歩く。町民以外の当日参加もできる。先着100人で、町保健センターに設置される本部で受け付ける。

会場一帯は当日午後5時30分~9時30分に交通規制を行い、“歩行者天国"になる。屋台やキッチンカーが約30店舗並ぶ。

町保健センターではステージイベントを開く。キッズダンス、三ヶ根太鼓、カンボジアダンス、昨年始まった「ゴッドヒコザ音頭」が披露されるほか、バイオリニスト竜馬さんのコンサートもある。

町役場付近では町内6小学校区と町国際交流協会の計7台の山車を展示。休憩ができる交流エリアも設ける。

同まつりは1989(平成元)年以来大きな変更をすることなく、町の一大イベントとして親しまれてきた。2020、21年は新型コロナウイルス感染拡大の影響、22年は駅前火災を受けて3年連続で中止された。同会の小野浩史事務局長は「やっと祭りが戻ってきた。駅前が早く復興してほしいという思いを表しながら、みんなで楽しさを分かち合いたい」と力を込めている。

雨天時は翌30日に順延。問い合わせは、同会(62―0120)へ。

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