施行者は三井不動産
岡崎市本宿、山中区画整理事業
岡崎市は28日、市内の池金、舞木、本宿の各町の一部を区域とした「岡崎本宿山中土地区画整理事業」の施行を認めたと発表した。認可は27日付。
施行者は、三井不動産株式会社(東京都中央区)。面積は18.9ヘクタールで、区域内には計856メートルの幹線道路や計1082メートルの区画道路のほか、公園3カ所計6632平方メートルの整備が計画されている。施行期間は28日から2026年3月末まで。
アウトレットや道路、公園
同事業は、大規模商業施設敷地としての土地の利用転換を図りながら道路や公園などを整備することで、広域的なまちづくりを進めることを目的としており、区域内にはアウトレットの建設が取り沙汰されている。三井不動産グループが展開するアウトレットとしては「三井アウトレットパークジャズドリーム長島」(三重県桑名市)などがある。今後は、区画整理の中で道路や公共施設の整備が行われることになるほか、大規模商業施設自体の建設も並行して進むとみられている。
岡崎市市街地整備課によると、5月31日に三井不動産から申請があり、内容を審査していた。 (犬誠)