帯状疱疹ワクチン接種費用を一部助成
体の片側一部分に、帯状に痛みや発疹が現れる「帯状疱疹」。岡崎市は7月3日から、50歳以上の市民を対象に帯状疱疹予防接種費用の一部を助成する。申請は12月15日まで。 (犬塚誠)
2回接種の「不活化ワクチン」では1回当たりの接種費用2万1560円が1万1500円に、1回接種の「生ワクチン」では8360円が4500円になる。助成は1度限り。発症抑制効果は不活化ワクチンで90%以上(50歳以上の場合)、生ワクチンで69.8%(50歳〜59歳の場合)または51.3%(60歳以上の場合)確認されている。効果の持続期間は不活化ワクチンの方が長いとされる。
市ワクチン接種推進室によると、帯状疱疹は肌がひりつくような違和感に始まり、赤い発疹が帯状に広がる病気。目や耳の近くに発疹ができると、めまいや聞こえづらさなどを引き起こす場合もあるという。市民からの要望や他市町の状況から、助成を決めた。予算額は7996万円。
対象は12月末までの接種日時点で、50歳以上の市民。申し込みは
- 市ホームページ
- 帯状疱疹専用ダイヤル(23―5068)
- 市保健所窓口で直接
- 市ホームページなどで配布している申請用紙を郵送(〒444-8545、岡崎市若宮町2-1-1、岡崎市保健所)
―のいずれかで。④の場合は12月15日必着。接種前に申請する。予診票と接種券を窓口申請時や郵送で受け取り、接種医療機関で予約して接種を受ける。