公共施設で 涼 共有
来月から クールシェアおかざき2023
岡崎市は7月1日、市内の公共施設を避暑のための休憩所として提供する取り組み「クールシェアおかざき2023」を始める。複数人がまとまって涼を共有することで、省エネや熱中症の予防を図る。9月30日まで。(犬塚誠)
市内15施設を「クールシェアスポット」に指定。暑い日の外出時でも、温度管理がされた環境の中で休憩することができる。岡崎公園内の「どうする家康 岡崎 大河ドラマ館」南側には、暑さや日差しをよけられる「クーリングシェルター」を9月18日まで設置。長さ約6.7メートル、幅約2.4メートル、高さ約3.3メートルの大きさのトレーラーハウスで、1度に5〜8人が涼をとれる。各施設には目印となるポスターを貼って周知する。
クーリングシェルター以外の指定施設は
- 市役所
- 市額田センター(こもれびかん)
- 市シビックセンター
- 市図書館交流プラザ(りぶら)
- 高年者センター岡崎
- 市東部地域福祉センター
- 市西部同
- 市南部同
- 市北部同
- 市中央同
- 岡崎げんき館
- わんパーク
- 奥殿陣屋
- 岡崎地域文化広場
—の14カ所。
市によると、家庭でのエアコン使用を減らすことによる省エネや二酸化炭素の排出削減、熱中症の発症予防が目的。熱中症対策を盛り込んで改正された「気候変動適応法」が5月に公布されたことに伴う取り組みで、市主催では初めての実施という。
クーリングシェルターでは7月1日、オープニングイベントとして小学生向けのワークショップが開かれる。間伐材を使った「木(キ)ーホルダー」制作や熱中症対策に関する講話などを実施する。
午前11時、午後1時、3時からの3回。定員は各回2組4人程度。①参加者の住所②氏名③年齢④電話番号⑤希望時間(付添人がいる場合は⑥その氏名と続柄も)—を記載し、市ゼロカーボンシティ推進課にメール(ondankataisaku@city.okazaki.lg.jp)で。6月25日締め切り。
問い合わせは、同課(23-6786)へ。