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東海愛知新聞

大雨被災の事業者向け相談窓口を開設

日本公庫岡崎支店

岡崎市唐沢町の日本政策金融公庫岡崎支店はこのほど、2日の大雨で被災した事業者に向けた相談窓口を開設した。月〜金曜の午前9時〜午後5時。

対象は、県内に事業所を置く中小企業や小規模事業者ら。融資や返済に関する相談に対応する。通常は決算や財務状況を見て融資の可否を判断するが、今回は大雨の被害も考慮しながら、既存の制度を活用して融資などを実行する。

14日は同市東部で飲食店を営む50代男性が融資の相談に訪れた。男性によると、店は橋のたもとに位置しており、増水した水が掛かったほか、山に面した敷地内の土手も崩れた。土砂崩れで道路が通行止めとなり、客からのキャンセルも相次いでいるという。

応対した職員は男性の相談内容を受けて、適切な解決策を提案した。男性は「出入り業者にも被害に遭った人がいるので、そういう人も融資を受けるといいと思う」と述べた。

日本公庫の担当者は「被害に遭われた方の相談に迅速に対応する。気軽に来店してほしい」と呼び掛けている。

問い合わせは、同支店国民生活事業(0570―054689)または中小企業事業(65―3025)へ。(犬塚誠)

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