オカザえもんと家康描くぞ
岡崎 出張アート教室始まる
岡崎アート広報大臣のオカザえもんが岡崎市内の小中学校の特別支援学級を訪ね、児童・生徒と作品づくりを楽しむ今年度の「オカザえもんの出張アート教室」が7日、始まった。この日は同市立常磐小学校を訪れたオカザえもんが1〜4年生3人と1.3メートル四方の絵画2点の制作に挑戦した。
NHK大河ドラマ「どうする家康」にちなみ、テーマは「オカザえもんと描く 色 イロ いろんな徳川家康」。紙には徳川家康の肖像画の線画があらかじめ描かれており、児童ははけや筆を使って、赤や青、緑などの好きな色の絵の具を自由に塗っていった。オカザえもんも児童の絵を際立たせるようと、長い柄を付けたはけを動かした。
オカザえもんは「みんながこちらの描いてきた線を意識せず自由にかけたのでよかったです」(原文のまま)と完成した作品を絶賛。児童も「服とか顔を塗るのが楽しかった」と満足そうだった。
出張アート教室は昨年度始まった事業で、今年度は9月までに常磐小を含めて6校で行う。完成した作品は、同市図書館交流プラザ(りぶら)で秋に開催予定の「オカザえもんの芸術祭2023」で展示するという。