台風2号により活発になった前線の影響で2日、愛知県内は東部を中心に大雨に見舞われた。岡崎市は大雨・洪水警報の発令に伴い、災害対策本部を設置。避難所を開設したり、避難指示を出したりするなどの対応を行った。午後4時までの状況のまとめ。(犬塚誠)

主要河川の水位上昇 周辺地域に避難指示

岡崎市は乙川や矢作川の水位上昇に伴い、午後2時30分までに両河川周辺21地域の7598世帯1万5641人に避難指示(警戒レベル4)を発令した。

市内6カ所に避難所が開設され、計28世帯45人が避難した。桑谷町と山綱町の約30戸で停電が発生。人的被害は確認されていない。

また、国土交通省名古屋国道事務所によると、道路の冠水によって、国道1号八帖交差点〜暮戸交差点間の上下線(約2.5キロ)が午後1時前から約3時間、通行止めに。大動脈の緊急事態にドライバーらは困惑した様子でう回路を探していた。