おかざき音楽ファクトリー
バッハの名曲など披露
岡崎市内の小中学生がプロの生演奏に触れる音楽プログラム「おかざき音楽ファクトリー2023」が27日、市民会館あおいホールで開かれた。
2回目の今回は、同市出身者らで構成され、国際コンクールでの入賞経験もある金管五重奏「ブラスアンサンブル ロゼ」が出演。バッハの曲の中でも特別な礼拝時にしか演奏されなかったと伝わる「目覚めよと呼ぶ声あり」や、ピッコロトランペットの音色が特徴的なシャルパンティエの「テ デウム」などを披露した。
各楽器の特徴や役割、音の出る仕組みなどを紹介するコーナーも実施。難易度のほか、成立の起源、値段などをクイズも交えながら説明した。
後援する岡崎竜城ライオンズクラブが、主催の市小中学校現職研修委員会音楽部に助成金50万円を寄付。加藤幸一会長が柴田知子部長に目録を手渡し、「音楽ファクトリーがますます発展することを願っている」とあいさつした。(犬塚誠)