春の大型連休も後半に入った3日、岡崎市中心部を流れる乙川で水上スポーツをはじめとするさまざまな体験ができるイベント「川びらき」が乙川河川緑地左岸(殿橋南側付近)で開かれた。気温20度を超える晴天で、訪れた多くの家族連れらがまぶしい日差しの下で川辺の涼しい風を受けながら楽しんだ。

乙川を拠点に活動する市民団体「ONE RIVER」が主催。乙川でのレジャーが本格的に楽しめる時期を迎えることから、毎年この時期に開催している。この日は川の安全祈願、殿橋の清掃、水辺空間の活用に関するトークイベントなどが行われた。

また、乙川にまつわるクイズや写真撮影などに挑戦する「宝探しゲーム」、額田地区産の木材を使ったまき割りや、同地区産の米を使った団子の炭焼き体験が子どもたちの人気を集めていた。市内から訪れたという小学生は「団子の炭焼きが楽しかった。今度はSUPもやってみたい」と目を輝かせていた。

SUP(ボードの上に立ってパドルを漕いで進むスポーツ)や丸木舟の運行、レンタサイクルなど一部の企画は殿橋南側の「殿橋テラス」を拠点に7日まで体験できる。予約が必要なものもある。(酒井希実)