まーちゃが紹介 ガチャガチャで観光PR
一般社団法人西尾市観光協会のマスコットキャラクター「まーちゃ」のキーホルダーを景品としたカプセルトイ自販機(通称ガチャガチャ)が、市内に登場した。あしらわれたイラストでは、まーちゃが市内の観光名所をPR。西尾ならではの土産品として人気を集めそうだ。 (犬塚 誠)
キーホルダーは全7種類で、直径5センチほど。
- 稲荷山茶園公園
- 岩瀬文庫
- 佐久島おひるねハウス
- 市歴史公園
- 三ヶ根山スカイライン
- 東幡豆のトンボロ干潟
- 吉良ワイキキビーチ
―の7カ所を背景に、茶摘み娘の装束やフラダンスの衣装、よろいなどそれぞれの場所に合ったいでたちのまーちゃが登場している。場所の説明文は、外国人観光客でも分かるように英文表記とした。
同協会によると、昨年7月〜今年1月に名鉄西尾・蒲郡線活性化協議会の企画でアニメキャラクターを使ったガチャガチャを西尾観光案内所に設置したところ、全国から観光客が訪問。ガチャガチャ人気を実感したことや購入しやすい土産品としての可能性を感じたことから、商品化に踏み切った。
製作は刈谷市に愛知本部を置く、株式会社ファンボックス(東京都港区)が担当。同社が展開する「街ガチャ・プロジェクト」の一環として販売され、ガチャガチャを通じて地域を盛り上げる。同プロジェクトは愛知県内では2例目で三河地域では初めてという。
同協会の齋藤正則事務局長(64)は「地域オリジナルのキーホルダーを着けてまちを歩き、西尾をPRしてほしい」と呼び掛けている。
設置場所は同観光案内所のほか、市歴史公園、道の駅「にしお岡ノ山」(小島町)、一色さかなセンター(一色町)、愛知こどもの国の5カ所。1回300円。支払いは、子どもの使い過ぎを防止するため各種スマートフォン決済サービスのみ。